古いPC

PCが古くなった。時間がたてば当然古くなるのだが、PCの進歩は実に早い。あっという間に古くなってしまう。まず、グラフィックボードがだめなようだ。私は、DAZ Studioという3Dグラフィックソフトを使っているのだが、最新のレンダリングを行うと非常に遅い(というか、いくら待っても終わらなくなる)。必要スペックを見ると、だいぶ前から、GeForceで4GBのVRAMが必要となっているようだ(私のカードは2GBしかない)。続いて、ハードディスク。使用領域が70%と成っているし、PCの起動や、少し重めのソフトの起動が大夫遅い。さらに、ご本尊のCPU。第4世代のCORE i5ですでに3世代前、近々第8世代が出ると言うことなので、もうすぐ4世代前となってしまう。さすがに、音楽制作のためのDAWとか、3Dグラフィック、ビデオ編集とかは、厳しい。
とは言っても、PCは時間が経ったことにより性能が落ちるわけでは無い。車などは、長く乗っていれば、エンジンのパワーが下がってきたり、燃費が悪くなってきたり。タイヤなどはすり減って交換が必要になったりする。しかし、PCは基本的にはそのようなことはない。もちろん、長く使っていれば、故障したりはする(特にハードディスクなどは分かりやすい)。しかし、性能が落ちてきたりすることは無い。
PCの場合は、CPUやグラフィックボード等が、次々と高性能な物が出てきて、それに併せて、それに使用されるソフトが、どんどんと高機能化され、あっという間に、古いPCでは、ソフト本来の機能を十分に、発揮できなくなってしまうと言うことだ。つまり、時の進歩に合わせて、性能を向上させていかないといけない。いやはや、いつまで経っても金の掛かる話だ・・・・・。
ふと、我が身に転じるとどうだろう。時の流れとともにチャンと成長してきているだろうか?PCとは違うので、部品を取り替えて性能向上という物では無い。平たく言えば、”学ぶ”ことにより成長すると言うことだ。学生時代は、自発的だったか、一生懸命だったかは別として学校へ通っていたので、取りあえず成長が実感しやすい。しかし、社会人となって働くようになってからはどうだろう?もちろん、新人で、右も左も分からない状態から、3,4年経ってある程度自分で仕事がこなせるようになるまでは、成長していたような気がする。しかし、30歳から40歳の間は?40歳から50歳の間は?50歳から定年までの間は・・・・。
近頃世の中は、若者中心の文化だと言われる。若いことがもてはやされ、今や、”古い”は、”悪い”の代名詞になりつつある。若い人たちが、年上の人を敬うといことが無くなり(敬語が使えなかったり、ため口でしか話せなかったりは、その現れのような・・・)、歳を取ることが、情けないことのようにいわれるようになってきている。しかし、それは、本当に若い人たちの問題だろうか?あるところから高性能化をやらなくなってしまったPCは、時の流れとともに、どんどんと使い物にならないものとなっていく。今の、”大人”と言われる人たちは、不断の成長を怠り、このPCと同じように成ってはいないだろうか?

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