某井経清(Tsunekiyo Bowie)の日々

世間では、解散総選挙の話で持ち切りだ。明日、安倍総理が消費税率引き上げ先延ばしを告げると共に、その真偽を国民に問うために解散を表明するとの事。マスコミの報道では、”争点なき師走選挙”とか、”GDP二期連続マイナス”とか、”経済再生が遅れる”とか、何しろマイナーな報道が溢れている。一般消費の落ち込みや、設備投資の伸び悩み等、デフレマインドが払拭できないのが原因だそうだ。デフレマインドを一生懸命に煽っているのは、マスコミのように見えるが。
設備投資が伸び悩んでいるということは、あまり、チャレンジ的な動きをしていないと言う事だろう。将来を不安視して、冒険出来ないという意見もある。まあ、バブル崩壊以降、不況の時期が長かったから、仕方が無いのかも知れない。
又、アベノミクスの第三の矢と言われる成長戦略の目玉である規制緩和が、旨くいっていない為だと言う意見もある。確かに、順調に進んでいるとは言えない。
しかし、何はともあれ、リスクを恐れて、チャレンジをためらっていても、何も好転しない。もし、本気で、経済を再生しようとするなら、景気を良くしようとするなら、会社を立て直そうとするなら、挑戦するしかないのでは、ないだろうか。挑戦などと言うと、危険な匂いがするが、縮こまっておらす、何しろ前向きに努力しなければ、何も変わらないと思う。
単に、リスクを心配しているのではなく、実は、前向きに努力するマインドを、日本人が失っている、と言う事でなければ良いのだが・・・