安保法案

安保法案の審議が終盤を迎えている。取りあえず明確にしておくが、私は反対の立場だ。今更、他国を武力で攻める姿勢を強化するのは時代遅れだ。武力を持って、他国を押さえ込むことを是とする国は、世界中に沢山ある。それらの端っこの方に名を連ねても何の意味も無い。武力でないもので戦うことに、この国の存在意義がある。そう考えている。しかし、今回の法案は、きっと、通ってしまうだろうとも思っている。非常に残念なことだ。
自分の思った通りにならないことは、良くあることだ。戦いに負けたとき。有無を言わさず力で押さえ込まれたとき。能力不足で失敗したとき。相手(回り)に理解されなかったとき。そんな時は、私は、思い通りにならなかったことを、もう一度しっかり見つめ直し、確実に頭の中に刻みつけ、次の機会を待つことにしている。執念深く待つことにしている。待つ間、思い通りにならなかった原因を分析し、対処策を考え、修正しながら、執念深く次の機会を待つことにしている。2度と再戦の機会は無いかもしれないが、それでも、執念深く次の機会を待つことにしている。
とは言え、私は、元来、ずぼらで、いい加減な人間だ。結局のところ、大部分の執念は、長い時間の流れの中に流してしまった。結局のところ、今、手に残っている執念はいくつも無い。
だから、今回の安保法案が通ってしまっても、いかなる武力も許さないと言う考えは、変わることは無い。

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